マルチタスクが重要!看護師が定時上りするために心がけたいこと

毎日しなければいけない業務が多くある看護師は、一つ一つを丁寧にこなすことは大切だが、のんびり時間をかけすぎてしまうと、どうしても定時に終わらず残業をして終わらす羽目になってしまう。

そうならないためには、できるだけ可能なものはマルチタスクを心がけ、効率的に業務をてきぱきとこなす習慣をつけることがとても重要だ。

まず、多くの看護師が残業の理由として挙げている看護記録は、どんな時にも最優先で行う習慣を付けよう。看護記録の優先順位を上げることによって、自分にしかできない業務を素早く終わらせることが可能となる。患者さんの容態を振り返りながら記録を付けるという二度手間を省くことにもつながるだろう。また、共有するべく情報を洩れることなく申し送りで伝えられるというメリットも生まれるのだ。

看護記録のマルチタスク化は、看護師が定時上りをするためには必要不可欠といっても過言ではない。具体的にどんな風にマルチタスク化すればよいかという点だが、看護ケアを行った直後もしくは医師の処置中に記録を付けることで、正確な情報を適切に記録できるだけでなく、時間の短縮にもつながる。

さらに、隙間時間を利用した看護記録作業も大切だ。あとからまとめて記録しようとするから膨大な時間が必要となるわけで、隙間時間を利用しながら現在の状況や状態を記録として書き留めておけば、後から振り返って書き直す必要がなくなる。

こうしたマルチタスク化を習慣づけることにより、情報漏れが減って申し送りにかかる時間も短縮化され看護師が定時上りしやすい職場環境へと近づくだろう。